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リフォーム・リノベーション実例

2021.09.17

リフォーム実邸見学|古民家スタイル

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大工だったという先祖の見事な仕事ぶりを今に伝える。新旧の絶妙なバランスも秀逸。伝統的な和風の建築の佇まいを宿す築約80年の古民家を大規模リフォーム

深呼吸したくなる心地良さ

豊かな緑に囲まれた静かな山あいに、しっとりと溶け込みながら泰然とした趣のM様邸。
伝統的な和風の建築の佇まいを宿す築約80年の古民家を大規模リフォームした住まいだ。
床は幅18cmの無垢杉を惜しげもなく使い、壁は「0宣言の家」が推奨する100%自然素材のスペイン漆喰を採用した。優れた調湿機能によって生まれた快適な室内空間は、思わず深呼吸したくなる心地良さ。
以前は自室で過ごす時間が長かったというご主人もリフォーム後はリビングで「くつろぐようになった」と笑う。

自然素材にやわらかく包まれて

照明の柔らかな灯りが、歴史を刻んだ柱と差鴨居の囲まれたダイニングセットをやさしく包むDK空間。無垢杉を贅沢にあしらったキッチンカウンターの素材感も温もりをプラス

バスルーム

美しい四季の彩りを感じられる浴室。ヒノキ材とタイルで造作し、高級旅館のようなしっとりとした和を楽しめる

Work counter

2階は床や天井にパイン材のフローロングを張り、キッチンをはじめ、バーカウンターやロフトなどを備えた山小屋のような雰囲気に仕上げた
バーカウンターの向こうには、自然光が注ぐ2階のワークカウンターが連なる。ゆるやかな時の流れに身を委ね、読書を楽しめる

エントランス

日本家屋の凛とした佇まいに迎えられる玄関。使い勝手のよい土間と、ガラス張りのギャラリースペースにもなる玄関ホールがシンプルな美しさを感じさせる

小屋裏

吹き抜けになって開放された小屋裏を利用して設けたアトリエ兼ギャラリーへとつながるスロープを造作。「屋根裏の散歩道」のような冒険心を刺激しつつ、築80年の梁組みと違和感のない風合いに仕上げている
山形郡北広島町/M様邸
古い家で畳敷ばかりだったのを広いLDKにして無垢材の床を梁張り、壁をスペイン漆喰に。
「便利になった上に心地良く過ごせて喜んでいます。父がつくって家族が育ったこの家を大切に残したいという願いも叶いました。リフォームして本当によかったです。」とM様。リフォームを終えたお披露目として、1階の田の字型の和室が並んだ空間を使って神楽を奉納したとのこと。
それは大工だったご主人のお父さんが1936年にこの家を建てた際に、お祝いとして神楽を招いたことにう浦井する。当時4歳だったご主人は「(当時を)思い出したよ」と目を細める。
パブリックスペースとプライベートスペースをゆるやかに分けつつ、懐かしくて新しい住空間に生まれ変わったM様邸。
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