「0宣言の家」で使用されているスペイン漆喰は、さまざまな種類の漆喰の中でも模様がつけやすく、意匠性に富む材料です。
しかしそれを上手に仕上げることのできる左官さんは年々減っているそう。
なぜなら、現代の家づくりではほとんどが外壁サイディング、内壁クロスで、左官工事といえばたまにあるモルタルの外壁の下地仕事や、巾木程度。
登場回数が少なく、単価も低いので、なり手がどんどん減り、職人さんが不足しています。
そんななかでも、「小田原ハウジング」の仕上げを担当されている左官さんたちが素晴らしいとの噂を聞き、これまで手がけられたモチーフや模様の一部を見せていただきました。
(左)和室には趣のある竹のアート。
(右)こんなかわいい猫のモチーフのアートも。
(左)「引きずり」と呼ばれる仕上げパターンで描かれた模様。
(右)白だけでなく色のついた漆喰壁も。アクセントになって素敵。
漆喰の壁はそのままでも十分、雰囲気があって魅力的ですが、お気に入りのアートがあれば、愛着も深まり、さらに心地いい空間に。
家づくりをされる方はぜひ、参考にしてみてくださいね。