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インテリアのこと

2022.10.16

照明器具の選び方 その1

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それ一つで部屋のイメージを左右する照明器具は、家のインテリアを考えるときの重要なポイント。今回は、照明器具の形と、用途に応じた使い分けについて2回にわけてお伝えします。

照明器具あれこれ

家づくりでは、間取りをはじめ、キッチンや浴室などの設備選びに気持ちが集中しがちですが、意外と大事なのが照明プラン。
照明器具の特徴をきちんと知って、それぞれの場所に合ったものを選ぶことで快適性を高め、部屋を効果的に演出できます。
今回は、代表的なものや新築で採用されることが多いものなどを中心にご紹介!

ペンダントライト

空間の雰囲気を大きく左右する力のあるアクセント的な照明。デザイン重視で、明るさは少なめのものが多いです。

このデザインひとつで家全体の印象や、住む人の好みが顕著にわかると言っても過言ではありません。

かさの上部にほこりがたまりがちで、日々の掃除はさけられませんが、デザインも豊富で選ぶのが楽しい照明です。

(左)カウンターに沿って小ぶりのペンダントライトを2つ並べても可愛い。
(右)町屋風の空間に粋な提灯3つ。しっとりした雰囲気にぴったり。

シャンデリア

ガラスや鉄を使って作られ、たくさんの小さな照明を一つにまとめた照明をシャンデリアと呼びます。

華やかなものが多く、空間の雰囲気を大きく変える存在感があります。メインの照明となりえる照度を持つものから、そうでないものまで様々。

サイズが大きいものが多く、天井が高くないと採用が難しいことが多いですが、人気の高い照明です。
(左)いくつかの小さな明かりをひとつにまとめた吊り下げ形の照明。豪華な雰囲気が魅力。
(右)アイアン製などカジュアルな雰囲気のものも人気。

ブラケットライト

壁に取り付ける照明器具。階段や吹抜け、洗面などで多く採用されています。空間デザインの主役にも、名脇役にもなります。

ペンダントと同じく上にほこりがのりやすいのがデメリットですが、スポット的な場所や壁にかけた絵画を照らしたり、それ自体がアートのようなものなどデザインが豊富で、つい採用したくなる照明です。
(左)水の波紋を意識したガラス製のカバーが、壁に美しい光を投影。
(右)手の届く位置につけられるので、電球の交換もしやすい。
(左)あえて光を一度壁にあて、まぶしさを軽減したものも。
(右)玄関ポーチのライトでもこのスタイルがおなじみ。

照明プランを楽しめるのも新築ならでは

どこにどんな照明をしようか考えるのも家づくりの楽しみの一つ。
次回も、様々な照明器具をご紹介します。
気になるものをチェックして、理想通りの照明プランを実現してくださいね。
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