内装の壁へのこだわり 漆喰壁とは?
いつまでも安心して、快適にくらしていただくための家づくり。その大事な要素のひとつ、漆喰壁についてご紹介します。
木造住宅の大敵とは?
日本で古くから建てられてきた木造住宅
この木造の大敵は「腐朽菌、カビ、ダニ、しろあり」
どれも湿気を好むものばかり。
家の構造躯体である木部が乾燥した状態に保たれれば、木造住宅は100年以上住み継いでいける?
内装が壁紙(クロス)ではなく、漆喰塗りが標準仕様は珍しい?
しかし、建設される多くの住宅は「ビニールクロス(壁紙)」を使用しています。
内装仕上げにビニールクロスを使用すると
・クロスを石膏ボードに貼り付けるときに使用する接着剤から人体に有害な化学物質が揮発すること
・ビニールクロスを使用すると壁の呼吸が阻害され、壁内、壁の表面ともに結露が発生しやすくなること
・経年劣化で汚れや剥がれが出やすいこと。
・表面に静電気を帯びた場合、ほこりや花粉、空気中のダニの死骸がくっついた状態になり、アレルギーの原因にもなりやすいこと
こういった影響があります。
一方、健康に配慮した住宅では「漆喰の塗壁」を使用しています。
古くからの日本の住宅は本来どこも塗壁でしたが、経済性、利便性、施工のしやすさから壁紙(クロス)がいつのまにか主流となり、内装まで塗壁で建設してくれる会社は珍しくなりました。
0宣言の家は、家を長持ちさせるうえで非常に重要なこととして、壁の材料全てが透湿性能を持っており、湿気を屋内にも壁内にもため込ませない工夫を行っています。
健康によい「呼吸する家」を叶えるためには「天然成分100%の漆喰壁」は必要不可欠なのです。