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家づくりで大切なこと

2023.08.24

生活に彩りを与える窓③

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窓の紹介第3回目の今回は居室ごとに合った窓について紹介していきます。 窓紹介第2回目の内容を踏まえて見て頂けますとより内容が理解しやすいので、まだご覧になられてない方は是非ご覧になってからこちらをお読みください!

リビング

庭やウッドデッキに面しているのでしたら掃き出し窓がおすすめです。
景観を楽しむことができ、換気や採光も十分に行うことができます。
また窓から直接出入りすることができるため、ウッドデッキなどの外構部もリビングの延長として使用できます。
4連の掃き出し窓にすれば、いっそう開放感を満喫することができます。
しかしプライバシー保護性能や防犯性などは低くなってしまいますし、他と比べて費用も高めになります。

リビングで外からの目が気になる方には、FIX窓縦すべり窓を利用したスリット窓がおすすめです。
掃き出し窓とは違い、外からの丸見え感も少なく、スタイリッシュな外観に出来ます。
しかし場所や時間によっては採光不足になる場合もあります。

吹き抜けや勾配天井がある場合、天窓高所窓を入れるのもオススメです。
北側リビングやプライバシーが気になる場合でも、安心して採光することができますし、防犯性も高い物となっています。
開閉できるタイプでしたら採光と通風ともに可能です。

キッチン

キッチンの窓はコンロの横に縦すべり窓ルーバー窓を設置するのがオススメです。
面積が小さいながらも通気性が高いため、湿気やにおいがこもりづらくなります。
ルーバー窓であれば窓を開けている際も視界を遮断することが可能です。

キッチン背面やカップボードの真ん中に、横長の横すべり窓FIX窓を用いることで、より採光を得ることもできます。
ただ直射日光が強くなってしまうので、パントリーなど食品収納の対面などは避けた方がよいでしょう。

窓ではないですが勝手口ドアを付けるのも一つの手です。

風呂場・脱衣所

お風呂場には気密性の高いすべり出し窓上げ下げ窓がオススメです。
気密性を保つことで、室内温度が安定し、快適な室内にできます。

すべり出し窓の場合、横すべり窓を高所に付けることをオススメ致します。
高所に付けることで目隠しをしなくても良く、風通しがよくなります。
また横すべり窓なら雨の日に開けていても、雨が入ってくることが少ないです。

トイレ

省スペースで付けることのできる縦すべり窓がオススメです。
省スペースのため、侵入場所が狭くなるため、防犯対策としても有能です。
また風通しが良いので、においがこもることもありません。
縦すべり窓なら開ける角度を少しにするや曇りガラスにすることで、中を見られることを防ぐことができます。
気密性も高い為、冬場のひんやりした空気を和らげることができます。

寝室・居室

寝室や居室は高所窓や​すべり出し窓がオススメです。
寝室などで重要なのはプライバシーの確保と安心感です。
すべり出し窓の場合、気密性が高い為、空調の効きがよくなり、防音氏も高くなるため、安眠やプライバシーの保護ができます。
高所窓ですと、直射日光が入りにくくなり、夏場の温度上昇を抑えることができます。
また暖かい空気が上へと移動する性質を利用した重力換気を行えます。

景色を楽しみたい場合は上げ下げ窓FIXがオススメです。
大きな窓だとしても連動式の上げ下げ窓やFIX窓であれば防犯面も心配ありません。

まとめ

今回の記事はいかがでしたか?
窓にも適材適所があります。
居室の目的に合った窓を選ぶことで明るく心地の良い住まいにすることができます。
間取りやレイアウトなどの関係によって窓の種類や大きさが変わってきます。

なのでしっかりと相談をして、失敗のない窓選びをして下さい。
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