リビングの近くに畳コーナーを!②
畳コーナー紹介第2回目の今回は、畳コーナーの種類とそれぞれの特徴と注意点について、紹介します!
置き畳タイプ
置き畳タイプはとても手軽に畳を扱え、あとから好きな場所に敷きたい分だけ敷くことで完成します。そのため他のコーナーと違い工事が必要なく、ローコストで作ることができます。
そのため畳自体も厚さ15mmほどで、一般の畳よりも格段に薄いのが特徴です。
置き畳の裏面に滑り止めが付いていることがほとんどのため、フローリングの床でも安定しておくことができます。しかしクッションフロアなどの柔らかい床面にある窪みなどで滑り止めの効果が薄くなってしまうこともあるので、注意して下さい。
フラットタイプ
フラットタイプはリビングの床と同じ高さのため、段差がなく躓く心配がありません。
小さなお子様やお年寄りの方、身体が不自由な方がいらっしゃるお家でも安心して取り入れることができます。
リビングとの境目がない為、空間が広く感じられることも特徴です。また後からでも上吊り型の建具を付けやすいことも特徴です。
しかしリビングなどからホコリやチリなどが来てしまうこともあります。そのためこまめな掃除をオススメします。
小上がりタイプ
小上がり下に収納を作ることによって物が散らばってしまうことを防ぐことができ、「こだわったオシャレなリビング」を演出することができます。
ソファーや椅子の代わりに段差に腰を掛けることができるため、複数人の来客などにも対応することができます。
また段差によって空間が仕切られているので、ワークスペースとして使用できます。リビングほど開放的でなく、しかし完全な個室でもないためちょうど良いワークスペースとして利用することができます。
小上がりタイプは天井との距離が近くなってしまうため、窮屈感を与えてしまう可能性もあります。また大きな段差のため、小さなお子様やお年寄りのかた、ルンバなどの掃除ロボットがいるご家庭には向かないこともあります。
間仕切りタイプ
間仕切りタイプは閉めることで隠したいものを隠すことができます。
急な来客時に小物類や洋服などを畳コーナーに入れ間仕切りを閉めることで簡単に見えなくすることができます。そのため急いで掃除をする必要がありません。
また来客用のゲストルームとして活用することができます。畳のためそのまま布団を敷いて寝ることができます。リビングの近くのためすぐに案内でき、気軽に泊めることができます。
間仕切りを完全に閉めてしまうと、中で何をしているのかわからなくなります。また間仕切りを作るならそのまま和室とさほど変わらないため、和室として独立させるのを望まれる場合もあります。
まとめ
ライフスタイルによって、畳コーナーの形や活用方法なども変わってきます。
畳コーナーをつくる際には家族構成や生活スタイルを踏まえてどのタイプの畳コーナーにするのかを検討して下さい。
次回は畳コーナーの大きさと間取りについて紹介します!