注目の「健康住宅」ってどんな家?
健康に暮らすためには、住環境はとても大事。
注目されている「健康住宅」ですが、
ひとことで「健康住宅」と言ってもどこがどう健康によいのでしょう?
本物の「健康住宅」は 一般住宅と何がちがうのでしょうか。
なんとなく「健康な住宅」もある!?
健康意識が高い日本において、近年、住宅業界で注目を集めているのが「健康住宅」。
コロナ禍をきっかけに、住まいと健康について考えた人も多いのではないでしょうか。
家づくりを考えて情報収集をしていると、「自然素材の家」「無添加の家」「体にやさしい家」といったワードがたくさんでてきます。
一般的に「健康住宅」は、それぞれの定義によってそのように表現されています。
一生、住み続ける大事な住まい。
なんとなくではなく、信頼できる「健康住宅」とは?
本物の「健康住宅」について詳しくみていきましょう。
本物の「健康住宅」と一般的な「健康住宅」との大きな違い
「健康住宅」のイメージは、“体に良くないものをなるべく使わず、住んでいてからだに良さそうな家”。
でも、大切な家族と長く住む家、なんとなくではなく、ちゃんとした根拠や理由を知りたいですね。
ここでご紹介する、本物の「健康住宅」とは、「0宣言の家」です。
「0宣言の家」には、大学等の第三者機関の調査で健康になるとの実証に基づいたエビデンス(根拠)がきちんとあります。
このエビデンスの有無が一般的な健康住宅との大きな違いなのです。
「0宣言の家」の仕様については、以前の記事でもご紹介しているので、チェックしてみてください。
医師や大学教授たちと一緒に考える本物の「健康住宅」
「0宣言の家」は、多くの医師や大学教授が加盟する「住医学研究会」が推奨する家づくりです。
「住医学研究会」は、家づくりの現状に疑問や不安を抱いた設計事務所や工務店が全国から集まり、医師や大学教授の協力のもと、住むだけで健康になる家づくりを研究しています。
また、「住医学研究会」は、大学や第三者の調査機関等に依頼し、多数のエビデンスを取得。
その中でも、大々的な調査となったのが「CASBEE」と呼ばれる、国土交通省住宅局の支援のもとつくられた建物の環境性能を評価し、格付けするシステムです。
居住者に20項目の質問に回答してもらうことで、現在の住宅環境において健康に影響を与える要素を見つけ出すことができます。
実際に「0宣言の家」では、住んでいる方5,000人の入居後の体調を調査。
「CASBEE」の結果を「0宣言の家」、全国の戸建住宅、大手住宅メーカーと比較。どの評価項目も、「0宣言の家」がもっとも高い数値を示し、住宅環境性能が優れていることが裏付けされました。
他にも、「0宣言の家」に住んでいる人は、高血圧者の数や脂質異常症などの割合が少ないというのもデータで明らかになっています。
しっかりと調査し、住まいと健康についてきちんと根拠が示されているからこそ、本物の「健康住宅」なんですね。
調査結果については、「0宣言の家」のサイトでも紹介されています。
住む人の健康のために、本物の「健康住宅」をつくり続ける
「0宣言の家」では、本物の「健康住宅」を追求するために、入居前と入居後の調査を行うなど健康調査を続けています。
調査と検証をしっかり行いながら、家づくりに反映されていると思うと、信頼できますよね。
また、最近では、「0宣言の家」は新築住宅だけでなく、医院や老人ホーム等の建築依頼のほか、リフォームで採用したいという方も増えているそう。
多方面から注目されているのは、やはり、そこに住む人、過ごす人の健康が何よりも大事だから。
「人生100年時代」と言われている日本。
毎日を健康的に暮らすためにも、快適で安心して過ごせる住まいについて、改めて考えてみませんか。