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広島の注文住宅の実邸見学

2023.02.21

実邸見学|家族みんなが暮らしやすく。光をとりこむバリアフリー住宅

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生活空間を1階に集約し、段差の少ないバリアフリーな家

家族想いの工夫がちりばめられた家

広さや家事動線など、家づくりをする際に希望することは人それぞれです。
ご夫婦と娘さま3人で暮らされる今回のお宅は、
足元が不安なお母さまが「車イスでも暮らしやすい」ことを最優先に希望され、
家族みんなが快適に過ごせる家となっています。

1階

お風呂・トイレなどの水回り設備とLDKを1階にまとめ、あらゆる所に手すりを設置。
また、車イスでスムーズに移動できるようにバリアフリーに。
生活動線も良く、平屋のような間取りとなっています。

玄関

スロープを設けた玄関アプローチは車イスでも楽に外出できます。
広々とした玄関ホールは、ヒノキをふんだんに使用。
玄関扉を開けると、思わず「いい香り!」と深呼吸をしてしまいます。
無垢と洗い出しの土間もとても相性が良く、伝統ある日本建築のような落ち着いた印象に。
手すりは、設置する時に実際に現場で高さを確認。
さらに必要な箇所があれば追加するなど、安全面にとことんこだわっています。

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LDK

開放感あふれる吹き抜けと、腰板がアクセントになっているコンパクトな広さのLDK。
全ての家具を造作し、使い勝手が良いように配慮されています。
やわらかいヒノキの造作テーブルは、ダイニングテーブルとしては珍しい引き出し付き。
カラトリーや文具など細々したものを収納でき、移動せずに取り出せるのでとても便利。

「タカラスタンダード」のシステムキッチンは限られたスペースを活かせる壁づけに。
また、コンロ部分には 遠赤外線効果のあるラジエントヒーター。
背面には造作家具を設置しています。
棚の中には、コンセントやアースを取り付けているので、使い勝手もよく
生活感が出やすい家電を隠せるメリットは大きいです。

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水回り

洗面/脱衣スペースは、車イス使用でもスムーズな方向転換が可能な広さを確保。
さらに、車イス対応の足元が開いた洗面化粧台や、浴室ドアを2枚引き戸にするなど、
使い勝手と安全面に配慮した設計。
トイレは自立して使用できるよう手すりを設置。
介助もしやすいように奥行きが広くなっています。

水回りは全て1階にまとまっているので、車イスでも快適に過ごせて、
自立して生活しやすい間取りとなっています。

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寝室

LDKのすぐ隣はご夫婦の寝室兼仏間。
引きちがい扉を開けると床や壁、天井まで全面ヒノキの無垢で施工。
とても気持ちの良い空間となっています。
ベッドが置けるようフローリングを採用。
階段下収納には、季節ものを入れ替えられるようポールを2本設置。
造作仏壇棚にも引き出しを付け、収納スペースを確保しています。

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2階

娘さまの主生活スペースの2階には、寝室、防音部屋、物置に活用できる洋室。
部屋ごとの目的に応じた設計となっています。

フリースペース / 物置部屋

両側に手すりを設置し緩やかに設計された階段を上がると、
造作の収納棚とテーブルのあるフリースペース。
洗濯物を畳んだり、アイロンかけをしたり、ゆったり家事もできます。
1階吹き抜け部分に面していて明るく、空間も広く感じられます。

限られたスペースで建てられた家でも、室内物置部屋を設けることで収納力も十分に。
また来客時の一部屋としてなど、フレキシブルな使い方もできます。

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寝室

2階の娘さまの寝室には、専用の洗面台を設置。
1階に降りることなく気を使わずに身支度などができます。
造作のドレッサー兼デスク、大容量ウォークインクローゼットを完備。
隣接している防音室、物置部屋にも直接行ける間取りとなっています。

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防音室

時間を気にせず、自宅で思いっきり音楽が楽しめる防音室を設置できるのは、注文住宅ならでは。
プロジェクターを取り付けて映画鑑賞をしたり、可能性は広がります。

市街地の決して広くない敷地でも明るく快適な暮らしを

今回のお宅は、車イスでも快適に過ごせることを最優先に考えながら、
ご家族それぞれの生活を尊重した間取りを実現。
さらに、壁、床、天井、そして全ての造作家具に木材をふんだんに使って、
心地よい空間を実現させています。
将来的にバリアフリー仕様や二世帯住宅を検討されている方は、参考にされてみてはいかがでしょうか。
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