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広島の注文住宅の実邸見学

2021.10.08

実邸見学|健やかに暮らせる家に

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外観のデザイン性と屋内の快適性の両立。

快適性に富んだ家

「キッチンは配膳しやすいし、パントリーのおかげで片付けもスムーズ。収納スペースにもゆとりがあります」と、機能性の高さにW様は満足。洗面脱衣室では洗面カウンターを延長し、アイロンがけなど家事ができるコーナーを設けたことも、奥様の家事のしやすさにつながっているようだ。
W様がさらに喜んでいるのが快適性の高さだ。昼間は照明が不要なほど明るさは充分で風通しが良く、夏も冬もトイレや洗面脱衣室を含めて屋内の極端な温度差がないことを実感。「暑い夏に帰宅してドアを開けたときのムッとした熱気はないし、むしろほんのり涼しいくらい。冬も凍えるような寒さは感じられず、当然結露もありません」とW様。

風通しのいいLDK

リビングの風通しの良さを考慮し、階段部分にも壁を開口。
階段横の収納スペースには掃除機などが収まって便利。
キッチンはアイランド型にし、「片付けが苦手だから」とパントリーを備え付けた。

快適性へのこだわり

2階の寝室。プライバシーを重視しつつ明るさを取り込むための横長スリット窓を開口し、ブラケットを設置した壁は、波をイメージさせるような漆喰の塗り方にした。
玄関から直接つながる4.5帖の和室。雰囲気を純和風に近づけるべく、押し入れのふすまは水墨画デザインに。

漆喰壁へのこだわり

吸放湿性の高い漆喰は壁や天井に全面的に塗っているが、よく見るとトイレやリビングの壁、洗面脱衣室の天井などで塗り方が異なっているのがわかる。これはW様が一つひとつこだわって職人に要望したそうだ。漆喰が持つ、においを吸収する力も実感していて、トイレの芳香剤さえも不要なほどその力は大きいという。
においを吸収する漆喰壁のおかげで芳香剤要らずのトイレ。
当初はもう少し広くしたかったというが、タンクレスタイプのため狭さは感じられない。
トイレやリビング、洗面脱衣室の天井などで塗り方が異なっており、
漆喰が持つ、においを吸収する力も実感している。
広島市安芸区/W様邸
マイホームを建てるにあたり、当初はリゾート感を漂わせたデザイン性の高い家をイメージしていたW様。ハウスメーカーも訪ねたが、奥様の知人が小田原ハウジングで建てた「0宣言の家」を見て興味を抱き、澤田氏のセミナーにご主人は1回、奥様は2回参加。「漆喰塗りなど職人の技術が生かされた本物の家であり、健康的に暮らせる家ということに魅力を感じました」と、同社で土地探しから家の建築まで依頼を決めた。
まず要望したのは、明るさと開放感が得られるよう大きな窓を開口した広いリビング。キッチンはアイランド型にし、「片付けが苦手だから」とパントリーを備え付けた。リビングと一体化して使える和室は、ゲストルーム扱いにできるだけでなく、将来子どもから目を離さずに家事ができるようにとの思いから配置。玄関からはリビングと和室にそれぞれ直接入れるドアを設け、突然の来客でもリビングを通らず和室に通せるようにした。収納スペースも重視し、押し入れや床下収納、ウォークインクローゼットなどを確保。1階のトイレはもう少し広くしたかったが、階段との間の収納スペースを優先した。
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